Appleが購読規制を緩和(Engadget Jp)

 

いつの間にかアップルがApp Storeの審査ガイドラインを書き換えていたことが発覚しました。MacRumorsが報じたもので、話題となった前述の「独自ストアでコンテンツを利用する場合も同条件かApp Storeが有利なかたちにするよう」という条件が消えています。つまり、出版社や新聞社は、App Store内での価格設定に関わらず、好きな価格で独自ストアを展開できるということ。
新聞社が iOS 用ウェブアプリでアップル税に対抗、アップルは規制を緩和(Engadget Jp)

ソース元のMacRumorsの記事も読むと、App外で購読申し込みをした顧客がApp内でコンテンツを楽しむことも許可する、とある(つまりIn-app purchaseを通さないのでAppleに30%を払う必要がない)。ただし、App内に「購読」とか「購入」というボタンを作り、タップするとSafariでApp Store外での購入申し込みページに移動するのは禁止されてるらしい。

相当な反論が噴出していたので改定があったのは喜ばしいこと。

こちらのApple Insider記事にある通り、WWDCに出席していたiOS開発者の半数近くはAndroid向けにも開発をしてるとのこと。理由さえあれば開発者がiOSから別プラットフォームへ移動してしまうこともあるだろうし、Appleとしてもいくらかは折り合いを付けなければいけないと感じたのだろう。

SafariのReading List機能 VS Instapaper?

 

If Reading List gets widely adopted and millions of people start saving pages for later reading, a portion of those people will be interested in upgrading to a dedicated, deluxe app and service to serve their needs better.
(iOS 5に新搭載の)Reading List機能が何百万人もの人に使われはじめ、その利便性に気がついたならより高機能なInstapaperにも興味が向くだろう。
What Safari’s Reading List means for Instapaper – Marco.org

Instapaperを開発・運営してるMarco Arment氏が今年のWWDCでの発表を受けてブログエントリーをいくつかアップ。

まずはInstapaperと直接対決すると思われるSafariの新機能、Reading Listの発表を受けての上記。氏はReading Listの様な機能がたくさんのユーザの目に触れることで、Instapaperユーザが増えるだろう(=Instapaperにとって悪いことではない)としている。ただMac OS Lion、iOS 5に標準搭載されるReading Listと、別途インストールしなくてはいけないInstapaper(しかもiOS版は有料)ではよほどInstapaper側に付加価値がない限りはユーザ増は難しそう。

 

次にiOS 5で追加される機能についていくつかQ&Aを記載してる。

Can Instapaper integrate with Reading List somehow?
No. As far as I know, there’s no API to access Reading List’s contents or add pages to it.
Q:InstapaperとReading List機能を連携させることはできそう?
A:無理そう。今のところReading ListのAPIは開発者向けに用意されてないみたい。
Mini-FAQ on iOS updates, Reading List, iCloud – Instapaper Blog

同じような質問で、Newsstandアプリを通してバックグラウンド同期にも対応できそう?やiCloudに対応させてInstapaper記事の同期を早めることはできそう?などの質問にも答えてる。両方とも答えはNoだった。Instapaperの不満点は記事同期の遅さとアプリを起動させないと同期しないところ(これはRSSリーダなんかも同じ)なので、iOS 5でもこの辺が改善されないのであれば残念。

バックグラウンド同期はバッテリの消費を早めてしまう要因でもあるので難しいところではあるが、例えば6時間に一回とか長めの同期間隔でも良いのでいずれか実装して欲しいところ。

 

Instapaper (version 3.0.3)
[価格:¥600] [カテゴリ:ニュース]
[開発:Marco Arment] [販売:Marco Arment]

 

発表間近の「iCloud」。サービス内容はこうなる!…んじゃないかなという期待と不安(TechCrunch Jp)

 

Appleに対して「好意的」であったWalt Mossbergも、MobileMeの初期バージョンについて不満を述べていた。不具合については修正されたが、利用者から好評を博す他のプロダクトと同レベルにまでクオリティが上がることはなかった。この度iCloudを投入すにあたり、Appleはデータの単純な同期や共有ではない、フル装備のオンラインエクスペリエンスを提供しようと仕掛けてくるのだろう。
発表間近の「iCloud」。サービス内容はこうなる!…んじゃないかなという期待と不安(TechCrunch Jp)

MobileMeはリリース当時、無料体験に申し込んで数ヶ月使ったけど…とても有料とは思えないサービス品質で驚いた。ウェブインターフェースが重い、メールやカレンダー情報の消失が頻出、ストレージ部の容量が少なく、ダウン・アップ速度が非常に遅いと良いところが無かった。あの品質なら無料だったとしても、GmailやDropboxなどの他社無料サービスを組み合わせることになったと思われる。

6月6日のWWDCキーノートでiOS 5、MacOS Lionと共に発表されることが公式に明らかになったiCloudは、果たして汚名返上となるのか。

私が希望しているのは、カレンダーとToDoサービスとともに、各アプリがデータを共有できるためのスペースとAPI。ゲームやツールなど、Mac/PC-iPad-iPhone/iPod Touch間でデータを共有できる小さなストレージを無料で提供してくれること。

特にゲームはApp Storeの主力商品であるのに、現状は端末間でセーブデータを共有できないばかりか、一旦端末から削除したアプリをiTunesから再度インストールした場合にセーブデータが残っていない悲惨な仕様なので、iCloudサービスに内包してくれることを願うばかり。

驚異のインド式昼食配達システム「ダッバーワーラー」 – DNA

 

ダッバーとはインドでよく使われる金属の弁当箱、ワーラーは「~をする人」の意味ですが、午前中に作ったお弁当を各家庭から集め、お昼までに届けるというお仕事です。
エラー率わずか0.00000625%、驚異のインド式昼食配達システム「ダッバーワーラー」 – DNA

ファーストフードなどの外食産業が発達していなく、かつ温かいご飯を三食食べる習慣が根付いてるインドならではの事業。

各家庭で作られたお弁当を玄関先から収集、列車で運搬してまた再配達するという気の遠くなるような人海戦術。それでも配達エラーは驚異の0.00000625%で、勤続年数も長く、字の読み書きやパソコンなどの職業訓練も兼ねてるという超優良企業。

失礼ながらインドの人達が勤勉でマメというイメージはなかったので、これは驚きの記事だった。

Jailbreakアプリ作者がAppleに雇用された?

 

MobileNotifer-Beta41.png
we speculated that MobileNotifier’s developer, Peter Hajas, could have recently been hired by Apple and taken out of the jailbreak community to work on push notifications in an upcoming version of iOS.
(Jailbreak環境用の通知アプリである)MobileNotifierの開発者であるPeter Hajas氏が最近Appleに雇われ、次世代のiOSで通知系の開発に携わってるのでは、と推測する
Could the Developer of MobileNotifier Be Working with Apple on Push Notifications?(iPhone Download blog)

これのためにJailbreakしちゃおうかな、とまで思ったiOSの通知系を大幅に改善するMobileNotifier。開発者のPeter Hajas氏が5/27付のブログ記事で同プロジェクトから手を引くことを発表して以来様々な噂が飛び交ってるらしく、上記は氏がAppleから雇われて正式にiOSの通知系改善に携わってるのでは?と推測する記事。

その推測が本当だとして、こんなタイミングで雇われたら今年リリースされる(であろう)iOS 5には間に合わないだろう(WWDCは6/6から)。まさかJailbreak用のアプリをそのまま搭載する訳にも行かないだろうし、残念ながらiOS通知系の改善は最短でもiOS 6まで待ち?

未だAndroidの有料アプリは成功していない(AppleInsider)

 

Distimo found that only two paid applications in the Android market have been downloaded more than 500,000 times worldwide in the history of the digital storefront. For comparison, six paid applications available on the App Store reached 500,000 in the U.S. alone in just a two month span.
Distimoの調査によると、全世界合計で500,000以上のダウンロード数を記録したAndroidアプリは2つしかない。対してiOSは500,00ダウンロード以上のアプリが6つ。しかもiOSはアメリカのみかつここ最近2ヶ月だけの記録だ。
AppleInsider | Paid apps find success much easier on Apple’s iPhone than Google Android

Android端末の販売数がBlackberry、iPhoneを抜いて世界一になる中、有料アプリの販売にはまだまだ課題を残してることの証明だろう。これはAndroidがプラットフォームとして魅力があるか無いかの問題ではなく、開発者向けの環境だったり、アプリを買うユーザ側の環境が整ってない(そもそも有料アプリ販売が開始されてない国も多いらしい)ことが合わさっての結果だと思うので、Googleによる改善は充分望めそう。

果たしてGoogleが有料アプリ販売を重要ととらえてるかどうか。Androidはオープンソースで無料アプリばっかりで、というイメージで売り込みたいのなら別にこのままでも良さそう。

Kindleをタッチスクリーンにしないで(TechCrunch Jp)

 

タッチスクリーンだって十分な感度を持つ優れたテクノロジーだ。しかし、私の次期Kindleには付いて欲しくない。
Amazonさん、お願いだからKindleをタッチスクリーンにしないで(TechCrunch Jp)

TechCrunchのMatt Bruns記者は物理ボタンはテクノロジーに疎い層でも操作できるから、タッチスクリーンに移行しないで欲しいと記事にしたけど、私は逆に思う。

Kindle端末はまだ所有していないが、Mac/iPhone/iPadでKindleアプリを使い、何冊かの本を読んだ経験からすると、Kindleの辞書機能は素晴らしい。大抵の読書アプリは単語をタップしてサブメニューを表示させ、そこから辞書をタップする必要があるが、Kindleアプリは単語を選択するとまず意味が表示される。物理ボタンではこの便利さは再現できないだろう。

物理部分は残しつつタッチスクリーンに移行するか、物理ボタンのみの機種を廉価版として残すか、になると予想。